セックスの持続時間と男性の射精
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セックスの持続時間と男性の射精については「イク? イカナイ? (2)」で簡単に述べましたが、わたしの言葉足らずだったと思います。また認識に誤りのある点があったことも否めません。ここで加筆・修正させてください。
セックスの持続時間。そしてそれに直結しがちである男性の射精。(あくまで直結“しがちである”と述べた理由は後述します)
これを気にかけている男女の方々へ。
まず、男性の射精がセックスの持続時間に直結“しがちである”と述べたのは、射精をもって、セックスの終了とする固定観念をもっているひとが、欧米式のセックス方式が浸透している日本には多く見られるからです。
その固定観念は、「セックスの最終目的は射精にある」と、定義づけてしまってはいませんでしょうか? まずは、その固定観念を男女ともに捨ててください。できれば、パートナーと話し合って、ふたりで捨てるようにしてください。
それが、セックスの持続時間へのこだわりから、大きく解放される一番の近道です。
(次回にでも詳述しますが、射精を目的としないセックス――ポリネシアンセックス――というものも存在します)
射精までの時間が短い、いわゆる早漏の場合、また長い、いわゆる遅漏の場合も、男性はそれにコンプレックスを抱きがちです。
パートナーがそれを気にかけていることを感じ取った場合、女性はそれに対して不満を口にするようなこと、態度に表すようなことはしないようにしましょう。伝えたいときは、さりげなく、相手の自尊心を傷つけない伝え方を心がけてください。
女性が思う以上に、男性はこれを気にかけています。それに対して、女性が無神経な対応をすることは立派な暴力です。(これについては、「セックスレスというDV(1)――セックスレスの心理学(2)」の後半にも書きました→男性がバタラーの場合、「おまえなんかには性欲がわかねぇんだよ」「おまえに魅力が足りないから抱きたくねぇんだよ」といった言葉もしくは態度。そして、女性がバタラーの場合、「あなたのセックスはよくない」「持続時間に不満がある」といった言葉もしくは態度。それは立派な暴力である。)
これを暴力というのには理由があります。
実は、わたしもパートナーに対して、この暴力を振るってしまったことがあるのです。
わたしには射精の困難なパートナーがいました。当時、「セックスは男性の射精をもってフィニッシュである」という固定観念にとらわれていたわたしはすっかり悩みこんでしまい、彼に対し、あろうことか「わたしじゃだめなの?!」「わたしの身体じゃイケないの?!」「わたしのどこがいけないの?」などと、さんざん泣きついていました。
でも、あるとき「セックスの目的は射精ではない」と気付き、自分の投げてきた言葉がどれほど彼の心を傷つけていたかと、これは明らかな暴力ではないかと、己を省みました。
そして「セックスの目的は射精ではない」とさとり、彼とのありのままのセックス、セクシャルコンタクトを大切にするようになったとき……彼がはじめて射精したのです。
不妊治療などでも、思いつめていた男女が、ふっと肩の力を抜いたときに妊娠した……などということをよく耳にします。これとまったく同次元で語るわけではありませんが、思いつめて悩みこむことが、その事態を生み出していることもあるのだと自覚した出来事でした。
つまり、わたしの射精へのこだわりが、彼に不用意なプレッシャーを与え、かえって射精を困難にしていたのだと。
ここまで書いてきたことは観念的なこと、意識の変化を要することであり、特に若い男女には難しいことかもしれません。
では、行動でできる解決方法を提案してみましょう。
たとえば、前戯にじっくりと時間をかけてみるとか。お互いの緊張がほぐれるまで、セックス以外のコミュニケーションを密にとってみるとか。
またベッドの上での会話を大事にしてみてはどうでしょうか?
わたしと現在のパートナーは、毎日寝る前にベッドの上で1時間は「お話の時間」をとっています。話題は多岐に渡ります。お互いの仕事のこと、むかしのこと、おなじことについてどう思うか意見を言い合う……お互いのことをひとりの人間としてよく知るための会話です。
ひとりの人間としての理解が深まり、それを愛し合うことができれば、セックスの持続時間云々など、他愛もないことです。問題などにならないのです。
最後に、もう一度、もっとも大切なことを書かせてください。
「射精をもって、セックスの終了である」と思い込んではいませんか?
「セックスの最終目的は射精にある」と思い込んではいませんか?
その固定観念を男女ともに捨ててください。パートナーと話し合って、ふたりで捨てるようにしてください。
それが、セックスの持続時間へのこだわりから、大きく解放される一番の近道です。
【関連記事】
「イク? イカナイ? (1)」
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コメント
Akemi. Are you there?
J.
投稿: james | 2005/06/22 22:27
Hi James
I'm so sorry for my late reply.
I'll write you again.
投稿: Mari Okawauchi(Akemi Asou) | 2005/10/02 08:54